感情に振り回されていた私が、“ちょっとずつ冷静になれている理由

人とのつながりと感謝

「またパニックになってる…」と気づく自分に疲れてた
正直に言えば、今でもマルチタスクは苦手だ。
5個も6個もやることが一気に降ってくると、頭の中がぐるぐる回ってしまう。
「何から手をつければいいのか分からない」「どれが優先?」「失敗したらどうしよう」
そんな不安が一気に押し寄せてきて、冷静さなんてすぐ吹き飛ぶ。

この状態、20代の頃からずっと変わらなかった。

感情が先に立ちすぎて、物事の順序が見えなくなる。
そして自己嫌悪。「またやってしまった」「どうして私はこんなに弱いのか」って。

「本当に自分を変えたい」と思っていた、あの時

そんな私が、なぜか心惹かれて参加したのが、バリ島でのロンさんの儀式だった。
ヒンドゥー教の高僧であるロンさんは、私にとって最初は“すごい人”というより、
「何かのきっかけをくれそうな人」だった。

バリ島で受けたのは、水子供養の儀式と、第三の目の開眼という特別な儀式。
その時は正直、「第三の目」と聞いても、ピンとこなかった。
でも、終わってみて思ったのは、

「なんか、前より落ち着いてるかもしれない」

という感覚だった。

まだ苦手。でも、前よりパニックになってない
もちろん、儀式を受けたからといって、
いきなりタスク管理が得意になったわけじゃない。

でも、明らかに違うのは“心の動き”。

以前は、やるべきことが溜まると、無意識に息が浅くなって、
心の中で誰かに責められてるような感覚があった。

でも今は、そんなときでも、
「焦ってるな」「今、追い込まれてるな」と、一歩引いて自分を見られる瞬間がある。

しかも、どこか“安心してる自分”がいる。
それは、ロンさんから授かった御守りの存在が大きいと思う。

一生にひとつだけの御守り──ロンさんの祈り
ロンさんからもらった御守りは、日本の神社のものとは違って、
「一生使っていい」と言われた祈祷済みの一点もの。

指輪やネックレスは普段つけないタイプの私でも、
これだけは、肌身離さず持っている。

何か起きても、
「大丈夫。私は大丈夫」って、心のどこかで思えるようになった。

“前よりも、ちょっと冷静な自分”がいることに気づけた
タスクが重なっても、今は、
・手をつける順番を決める
・目の前のことに集中する
・うまくいかなくても、すぐ切り替える

そんなことが、少しずつ自然にできるようになってきた。
本当に、少しずつだけど。

読者のあなたへ──今、息が詰まりそうなら
もしあなたが今、
「やらなきゃ」「でも無理」「どうすれば…」
そんなループに苦しんでいるのなら、私がそうだったように、
ほんの少しでも“自分を変える何か”に触れてみてほしい。

それが旅かもしれないし、
誰かとの出会いかもしれないし、
もしかしたら、ロンさんの儀式のような“目には見えない体験”かもしれない。

答えは、外じゃなく、案外“心の中”にあるのかもしれない。

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