前回の記事で書いた「心願成就」と「人の欲の怖さ」。
それは、私自身の現実を大きく動かす体験でした。
でも、バリ島で得たものは、それだけではありません。
8月11日~13日に私が主催したバリ島ミステリーツアーでは、普通の観光では味わえない、ディープな体験を参加者と分かち合うことができました。
その中でも、特に心に刻まれたのが──夜のビーチでの瞑想です。
海から霊を迎える夜

この日は特別な日でした。
午前1時から、亡くなった方々の霊を海から迎える合同の慰霊祭が行われた日。
私たちはその日の夜、ロンさんの導きで、ビーチで瞑想をすることになりました。
ロンさんの甥っ子たちと一緒に、夜8時にバイクで最寄りのジャーマンビーチへ。
30分ほどの瞑想──それは、ただの「瞑想体験」と呼ぶにはあまりにも濃い時間でした。
四本のお香がつくる結界

ビーチに着くと、そこにはヒンドゥー教の神々の像が見守る神聖な空間。
その中でロンさんは、四本のお香に火をつけ、その中心に座るように指示しました。
「これは結界の役目を果たす。瞑想者を守るためのものだ」
説明を受けながらも、どこか不思議な気配を感じていました。
そして瞑想が始まると、すぐに分かりました。
邪魔をしてくる“存在”

ロンさんは言いました。
「瞑想中、邪魔をしてくる存在がいる。それに耐えることが大切だ」
最初は、近くにいるカップルの声や音楽のことかと思いました。
でも──違いました。
気づけば、耳元で女性の声がする。
まるで真横で誰かが話しているように。
波の音に混じって、説明できない近さで聞こえてくる声。
「これは…本当に人間の声なのか?」
そんな疑問がよぎる中、私はただひたすら目を閉じ続けました。
肩を叩かれて現実に戻る
瞑想が深まり、心地よさが増していく中で、突然肩を叩かれました。
「邪魔だ」と思い無視しましたが、再び叩かれたとき、ロンさんの声がしました。
「もう終わり。ここで止めないと、あちらに連れていかれる」
そう言われて目を開けると、お香の火がすでに消えかかっていました。
ロンさん曰く、「お香が消えた後も瞑想を続けると、帰って来られなくなる」──。
あの時の夢心地は、まさにその境界線だったのかもしれません。
参加者の驚きと共通体験
驚いたのは、参加者全員が最後まで目を開けなかったことです。
ロンさんは事前に「途中で目を開ける人もいるだろう」と言っていました。
でも、参加者たちは「邪魔される」と聞いて、むきになって耐え抜いたそうです。
後にスマホの録画を確認すると──瞑想中、耳元で聞こえた声は一切記録されておらず、波の音だけが残っていました。
あの夜が教えてくれたこと

「霊を迎える夜の海で瞑想する」
それは、ただの体験ではなく、自分の心と“あちらの世界”の境界に触れるような出来事でした。
あの夜の瞑想は、私たちにとって忘れられない時間となりました。
この体験については、まだ言葉にしきれない部分があります。
だからこそ、いずれシェア会という形で、もう少し深いところまでお話できればと思っています。
もちろん、宣伝ではありません。
ただ、もし「知りたい」「一緒に分かち合いたい」と思う人がいれば、そのときにぜひ参加してほしい。
そう思えるくらい、あの夜は特別でした。

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